岳林寺境内東照宮写真
寺 名 岳 林 寺 境内
住 所 大分県日田市北友田1-1317
宗  派 山  号 院  号 寺  号
臨済宗妙心寺派 松陽山   岳林永昌禅寺
しょうようざん   がくりんえいしょうぜんじ
 縁  起 ・ 沿  革
 大分県日田市友田町にある当寺は、後醍醐天皇の勅願寺で、康永2年(1343)の開山と伝えられる。江戸時代初期には、方広寺大仏の鐘銘の作者清韓長老がこの地に左遷され住職となっている。
 当地は、元和2年石川氏、天和3年松平氏、貞享3年以降幕府領となっている。寛文12年(1672)には朱印領30石を拝領した。18世紀後半の寛文〜延宝年間に、25代住職玉翁宗 のとき妙心寺派となる。
 東照宮勧請の年代は明らかではないが、延宝年間ごろと言われている。社殿は、素木造・入母屋・向拝付・一間半の二間で、石造の鳥居も現存している。
(家康公と全国の東照宮 高藤晴俊 著より) 

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